香港の大学図書館に文献を探しに行こうと思っても、
一般人は、図書館の中に入ることすら出来ない!!
アメリカで、いろんな大学図書館に行ったけど、入り口で拒否されたことはなかった…
これねぇ、けっこうキツイよ。
そこに、本棚が見えて、本が見えて、他の人はそれ、読んでるのに、
おれは、窓の外から見てるだけ…
日本でも、九州大学の図書館は勝手に入って、本の閲覧、論文の検索、印刷・コピーなんかじゃんじゃん出来たのに…
というわけで、今回は、アメリカと香港の大学図書館が、一般利用者に対してどういう態度を取ってるのか??
調べてみました。
アメリカ
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サンフランシスコ州立大学
誰でも、入館OK。 でも、貸し出しは、ダメ。 ビジターがコピー機を使うなら、ゲスト用のコピーカードを5ドルで購入。
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モントレー国際大学院
誰でも、入館OK. でも、貸し出しは、ダメ。 コピー機があるから、お金払って印刷していく。
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ドミニカン大学カリフォルニア
自由に入館OK。 貸し出しは、ダメ。 印刷は、コピー機で、コインを入れて。 コピー機は、動くやつと動かんやつがあったような…
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モントレーペニンシュラカレッジ(http://bit.ly/hsoAxR)
誰でも入館OK。 貸し出しも、"Community User"として登録すれば、OK。 その地域に住んでるって証明出来れば、カードを作ってもらえる。 コピー機は、どうだっけ? 忘れたけど、あるはず。
その他、カリフォルニア州にある111校のコミュニティカレッジでは、全部一緒で、誰でも入館OK、貸し出しはその地域の人ならOK、だと思う。
さらに、
アメリカの有名大学の図書館
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スタンフォード大学(http://bit.ly/hI877D)
ビジターは7回までは無料で入れる その後も、有料になったりするけど、いろいろ方法はある。 (メンドーなので最後までは読まなかった。)
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UCバークレー(http://bit.ly/fa9Bqu)
図書館にビジター用の図書館ツアーパンフレットまで置いてある!!! くぅーー! これ、知らなかった! 行けばよかった!!
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UCLA(http://www.library.ucla.edu/service/385.cfm)
入館については制限は無いみたい。 貸し出しになると、制限が付いてくるけど、公立学校の先生だと大丈夫なんだ。 いいなぁ~
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ハーバード大学
学内に図書館が90以上あるらしい… 調べるの止め。 90の図書館の中には、一般の人が使えるものと、そうでないものがあるらしい。
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香港の大学
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香港大学(http://lib.hku.hk/userinfo/vp.html)
基本的に、大学に籍が無いと入館は無理。 例外として、
・『海外の大学に籍があって、その大学からの紹介状を持参、他になんやかんやと書類を持っていけば、3ヶ月間入館OK。 でも、本の貸し出しは、ダメ。』
・『一般研究者として大学に認められたなら、一年に3日だけ入館OK!』
一年に3日だけって… なんか童話みたい。
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香港教育学院(http://www.lib.ied.edu.hk/info/about/regulation.html)
籍がないと入館は無理!
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香港中文大学(http://bit.ly/hyW6Jc)
中文大学は、お金さえ払えば、だれでも入れる!! 3ヶ月間有効の貸し出し付き入館カードが、2000-4000ドル。 高ぇーー!!!!!
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こうして並べて見ると、アメリカの大学と香港の大学の違いが、見えてくる。
アメリカの大学では、基本的に誰でも入館OK。 UCバークレーなんて、『図書館ツアー』なんてモノまで用意して、めっちゃ積極的にオープン 知識は、大学内に留まるものではなく、その地域に浸透していくモノ。
それに対し、香港の大学は、めっちゃ入館拒否! でも、お金があれば、話は別よ
これ、
俺には、
「来るなーーー!!!」
「貧乏人は、来るなーー!!」
「頭わるいやつは、研究するなーー!!」
って言ってるように、見えるの。
大学は、何のためにあるの?
『学びたい!』って人を拒絶して、どうするの???
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